ころがれ玉ネギ
「タマーゴルフ」南あわじで誕生
「道の駅うずしお」(南あわじ市福良丙)の運営会社が、玉ネギをアピールする新スポーツを考案した。
その名も「タマーゴルフ」。プラスチック製の玉ネギをボール代わりにしたパターゴルフで、密集が懸念される新春恒例の餅まきに替えて2、3日に実施し、老若男女が楽しんだ。
新型コロナウイルス感染予防を徹底しながらできる企画として発案。
幅5m、長さ約10mの人口芝を店舗前の下り坂に敷き、冬場に飾る玉ネギツリーの装飾用玉ネギ(直径約10cm)をおもちゃのパターで打つ。
コースの端には囲いを設け、幅が狭い方から「淡路島3年とらふぐ(1万円分)」「玉ネギ(5kg)」「オニオンビーフバーガー」「ソフトクリーム」の賞品を用意。外れても特大玉ネギをプレゼントした。
下り坂のため、小さな子どもが打ってもゲートまで転がっていくのが特長。楕円形で、てっぺんがとがっているため、転がり方の予測が難しく、大人も苦戦する一方、子どもが賞品を射止めることもあった。
家族旅行で訪れた千葉県習志野市の小学2年渡辺華織さんはソフトクリームを当て、「フグがほしかっだけど、入って超うれしかった」と喜んだ。
発案した職員の本山周作さん(58)は「家族で楽しめるスポーツ。島全体で盛り上がっていけば」と話した。
この度は素敵な記事でご紹介いただき、ありがとうございました!